今すぐに高音を出せるようになりたい方はこちら
・一瞬で高い声を出す裏技!
カラオケで、高音が出ないと苦しんでいる方は多いのではないでしょうか。特に最近はキーの高い歌が多いので、原曲キーで歌うのは正直しんどいですよね。
だからといって、自分の音域で歌えるキーの曲ばかり歌っていてもつまらない…
そこで今回は、
- 高音が出ない原因
- 高音を出すためのトレーニング
- 今すぐに高音を出す方法
についてご紹介します。カラオケで高音が出なくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
高音が出せない3つの理由
さて、高音の出し方のトレーニングを見ていく前に、高音が出せない原因を明確にしましょう。
自分が高音を出せない理由が分からないままトレーニングを始めても、何から手をつければ良いか分からず、時間と体力を無駄にしてしまいます。
逆に原因と改善方法が明確になっていれば、高音を出すというゴールまでの最短ルートを行くことが出来ます。
中には原因を明確にしただけで、高音の出し方が分かってしまうという人もいるので、ぜひ慎重に時間をかけて原因究明に取り組んでください!
高音が出ない3つの理由
1.喉が閉じている
1つ目は「喉が閉じている」ということ。
喉が閉じてしまっている人の特徴としては、以下の5つが挙げられます。
◆喉が閉じている人の特徴5つ
- 力んでいるように聞こえる
- 声が細く、小さい
- 音量が不安定
- 喉がすぐ痛くなる
- 高音が出ない
喉は「息」の通り道です。そして、「息」は声の源・エネルギー源。
せまい喉の中をなんとかくぐり抜けてきた微量のエネルギーを使って、高音というエネルギーを必要とする作業をするのですから、上手くいかないのも当然です。
喉をしっかりと開き、十分な量の息を使えるようにすることが、高音の出し方をマスターするには必須です。
今すぐに「喉を開いて高音を出す方法」をみる。
2.地声の音域が低い
2つ目は「そもそもの地声の音域が低い」ということです。地声の音域が低い人の特徴は、もちろん普段のしゃべり声が低いということ。
それ以外では、以下のような特徴もあります。
◆地声の音域が低い人の特徴
- 声が裏返ってしまう
- オクターブ下で歌うことが多い
- 曲の始めから裏声で歌う
地声が低いと、いくら裏声などで高音域をカバーしてもやはり無理のある歌い方になってしまいます。基礎である地声の音域を広げることが、高音の出し方をマスターする近道です。
今すぐに「地声の音域を広げて高音を出す方法」をみる。
3.裏声を使いこなせていない
高音には裏声を使った範囲も含まれますので、裏声を使いこなせていなければ高音の出し方を知っているとは言えません。
裏声を使いこなせていない人の特徴は以下の通りです。
◆裏声を使いこなせていない人の特徴
- 裏声と地声の声質が違う
- 裏声が出たり出なかったりする
- 裏声と地声の間に出せない音域がある
- 裏声で歌うべきところも地声で歌おうとしている
裏声を使うことが前提の歌も多くあるので、裏声がよく分からないという状態だと歌える歌は制限されてしまいます。
逆に言えば、裏声を自由に使いこなすことが出来れば、原曲キーで歌えるレパートリーもぐっと増えるはずです。
では、これら3つの高音が出ない理由の解決策を見ていきましょう。
喉を開いて高音を出す方法
まずは1つ目の「喉が閉じている」の解決・練習方法を見ていきます。
1.上を向く
喉を開いて高音を出す方法、その1は「上を向く」です。
文字通りに上を向くエクササイズですね。「理由1」のところで、息は声のエネルギー源だ、ということを述べました。そのエネルギー源となる息の通り道を確保するエクササイズです。救命処置の「気道確保」と同じことですね。
では、実際にやってみましょう。
◆上を向くエクササイズのやり方
- アゴを45度上に傾ける
※このとき体全体がリラックスしているよう注意しましょう。 - 次に口をぽかーんと開けます
- ゆっくり息を吸い、できる限り無気力に「あーー」と発声する
どうでしょうか。喉がゆったりと広く開き、太い息が通っていくのを感じることが出来ましたか?
その状態を意識しながら歌うだけで高音の出方が違うはずです。
2.割り箸を使う
喉を開いて高音を出す方法2つ目は「割り箸トレーニング」です。かなり即効性のあるエクササイズですね。
やり方は、割り箸を奥歯でかんで歌う、これだけです。奥歯にちょうど良く空間が空くことで自然に喉が開き、高音が出るようになります。
具体的なやり方については、以下の動画を参考にみていきましょう。
◆割り箸を使ったエクササイズのやり方
- 割り箸を1本ずつ両方の奥歯で軽くかむ
※噛みしめないように注意してください - 自分がギリギリ歌えない高さのキーの歌を歌う
※YouTubeやCDに合わせて歌ってみましょう
一発目で完璧!とまではいかずとも、かなり楽に歌えるようになったはずです。この練習で喉を開く感覚を掴みましょう。
3.笑う
喉を開いて高音を出す方法3つめは「笑う!」です。
「笑う」という行為は、実は歌を歌う上で非常に効率的なエクササイズなんです。
喉・顔・体全体のリラックス、腹式呼吸、口角を上げる、そして喉を開く。歌を歌う時に必要とされるこれらのことを、笑うことで全部できてしまうのです。
お腹がよじれるくらい大笑いしたときに「ハァーーっ!!」とものすごく高い声が出てしまったり、自分でもびっくりするくらい大きな声が出てしまったことはありませんか?これは笑うことによって理想的な発声が出来ているからなんですね。
歌を歌う前に、笑ったフリでも良いので思いっきり大声で笑ってみましょう。そして、そのままの体の状態を維持して歌ってみてください。いつもより喉がリラックスして高い音が簡単に出せるはずです。
地声の音域を広げて高音を出す方法
喉がしっかり開いて自分が歌える最高音が出せるようになったら、次はその限界を伸ばしていきましょう。
こればかりは、効率的な練習方法などはあるものの、一瞬で何かが変わるようなエクササイズはなく、毎日の地道な練習あるのみです。
しかし、正しい練習方法を毎日行えば誰でも必ず音域は広がり高音が出せるようになるので、気長にのんびり練習していきましょう。
◆地声の音域を広げる方法
1.基礎的なボイトレをする
では地声の音域を上げる方法1つ目、基礎的なボイトレを紹介します。
どれもボーカル教室などで行う一般的なモノです。ボイトレの方法がよく分からないという方はここから始めてみましょう。
高音を出すだけでなく、音感や声量を鍛えることが出来るトレーニングなので、ぜひ毎日行ってください。
1.ストレッチ
まずはストレッチ。
「あれ、ボイストレーニングですよね?」と思われたかもしれませんね。
実は体をほぐすということは発声にとって、とても重要なのです。というのは、発声というのは体のあらゆる筋肉を使った立派な肉体運動です。
なので、体の筋肉や関節がこわばったままだと声を上手くコントロールすることができないし、高音を出すという筋肉の微妙なコントロールを必要とすることは難しいんですね。
具体的なやり方としては、体育の授業でやった普通の準備体操のようなモノで構いません。屈伸、前屈、肩回しなどで全身をほぐしましょう。
そしてそれに加えて、首と顔の筋肉をほぐしてください。
実際に手を使って首と顔の筋肉をマッサージして、そのあとストレッチをして伸ばしましょう。
こちらの動画で詳しく説明してくれていますので、参考にしてみてください。
2.腹式呼吸
続いては「腹式呼吸」。喉を開くエクササイズを説明したときに、「息は声のエネルギー源だ」ということを述べましたが、このエネルギー源となる息を作り出すのが腹式呼吸です。
エクササイズを行う前に、「胸式呼吸」と「腹式呼吸」の違いはご存じでしょうか?
「胸式呼吸」では、息を吸い込んだときに胸のあたりが膨らみ、「腹式呼吸」ではみぞおちの下あたりが膨らみます。
高音を出すときだけでなく、歌を歌う際は圧倒的に後者の「腹式呼吸」が適しています。
以下の動画では腹式呼吸を解説してくれていますので、腹式呼吸がよくわからなという方は参考にしてみてください。
では、実際にどのような練習をすれば良いのか見ていきましょう。
◆腹式呼吸を習得する方法
- 「腹式呼吸」で息を限界まで息を吸う
- 歯と歯の間から「シーーーーッ」と息を吐き出す
- これを3~5セット繰り返す
※15秒間息を出し続けることが出来れば上出来です。
安定した息の供給が出来るようになれば、その安定した息に乗って高音も出やすくなります。
3.5トーンスケール
最後は5トーンスケールエクササイズです。
「5トーンスケール」というのは長音階(ドレミファソラシド)の最初の5音(ドレミファソ)のことですね。この5音を半音ずつ上がっていくエクササイズです。
何を言っているかよく分からないという人もいるかもしれませんが、特に気にしなくても大丈夫です。
YouTubeで「5トーンスケール」と検索してみてください。するとこのようなモノが出て来ます。
これに合わせて歌っていきます。そして限界の高さまで歌いましょう。最後まで歌いきれる人は少ないはずです。
また、どこまで歌えたかを記録するために、動画の秒数を控えておくのも良いですね。
この様な動画で毎日練習すれば、ちょっとずつですが高音が出せる様になります。
2.練習を日課にしよう!
どのエクササイズにも言えることですが、何よりも一番大事なことが「継続」。
「継続は力なり」とか「毎日コツコツと」なんて聞き飽きるほど言われてきたと思いますが、結局これが一番の「コツ」なんですね。
とりわけ「高音の出し方」となると、喉や声帯といった体の器官を鍛えていかないと達成できないので、筋トレやダイエットのように毎日トレーニングしなければなりません。
では、高音を出すための練習を継続するためには具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか?3つほど紹介します。
方法1:宣言する
家族やルームメイトなどに「毎日ボイトレするから」と言って宣言してしまいましょう。宣言してしまったというプレッシャーがモチベーションになりますし、理解を得ることが出来れば協力してくれるかもしれません。
方法2:適度にサボる
適度にサボりましょう。「昨日30分ボイトレしたから今日もそれくらいやらなきゃ!」なんて思う必要はありません。体調や喉の調子は毎日変わりますし、それに合わせて練習時間も変わって当然です。
「今日は疲れたから声出しだけ」とか、「基礎練習だけやって今日は終わろう」なんてことがあっても全く構わないのです。毎日続けることが最優先です。
方法3:誰かを誘う
お友達の中に高音が出せるようになりたそうな人はいませんか?その人を誘って、一緒に定期的にボイストレーニングをしてみましょう。その友達に遅れを取りたくないという気持ちも生まれますし、お互いが得た情報を共有できるチームメイトにもなります。
余談ですが、誰かと歌うというのは音痴解消にとても有効なトレーニングですので、音程の正確さに自信がないという方にもお勧めです。
自分の毎日のモチベーションを上げるために試行錯誤して、効率よく高音を出せるようになりましょう。
裏声をマスターして高音を出すための練習方法
地声の音域を上げる方法を見てきましたが、全ての歌を地声のみで歌うのは限界があります。
そこで次は「裏声」を攻略して、高音の出し方をマスターしていきましょう。
◆裏声をマスターする方法
1.鼻歌で歌う
まず、裏声習得において大事なのが「リラックスすること」です。
裏声のような高音を出そうとすると力んでしまいがちですが、それは完全に逆効果である上に、喉を痛める原因にもなります。
体や喉、声帯がリラックスしているということが大前提になります。
では、体や喉、声帯をリラックスさせるためにはどうすれば良いのでしょうか?
その答えが「鼻歌」です。
お風呂場なんかで歌う何の変哲もないただの「鼻歌」ですね。
なぜ鼻歌が喉をリラックスさせるのに有効かというと、リラックスせずに鼻歌を歌う方がそもそも難しいからです。
誰に聞かせるでもなく、自分にしか聞こえないような声でいつも通りの鼻歌を歌ってみましょう。そしてその脱力感や、鼻から声が抜ける感覚を覚えてください。
その感覚を意識することが裏声習得につながります。
2.リップロールで歌う
声帯のリラックスを語る上で欠かせないのが「リップロール」です。
「リップロール」はプロのボーカリストの中でやらない人はいないと言っても過言ではないくらい主流なエクササイズです。
特に、声帯のリラックスと高音を出すということにフォーカスを当てたエクササイズなので、ぜひ毎日行ってください。
では実際にやってみましょう。動画を参考にリップロールのやり方を解説していきます。
◆リップロールのやり方
- 唇を軽く閉じた状態で前に突き出す
- 息を吐き出して唇をブルブルと振動させる
- 音程なしで10秒くらいリップロールをする
- 音程をつけてリップロールをする
※音はどの音でも構いません - 好きな曲をリップロールで歌う
◆リップロールのコツ
- 両手で頬を持ち上げる
- 水を飲んだり、リップクリームなどで唇を湿らせる
このリップロールのエクササイズが喉や顔面の筋肉をリラックスさせ、裏声や高音を出すのに適した状態にしてくれます。
ちなみに動画の中で出てくる「ミックスボイス」とは裏声の一種の歌唱法のことです。
3.裏声と地声を交互に歌う
さて、なんとなく裏声の感覚がつかめたでしょうか?
裏声をなんとなく出せるようになったら、次はそれを歌で実際に使えるようにコントロール出来るようにしていきます。
「実際に使えるようにコントロール」、とはどういうことかというと、
◆裏声をコントロールするとは?
- 裏声を出したいと思ったタイミングで出すことが出来る
- 地声に戻りたいとタイミングで戻ることが出来る
状態です。
そんな状態になるために有効なのが「往復練習」です。往復練習とはその名の通り、地声と裏声を往復する練習です。
◆往復練習のやり方
- まず、地声での高音域の音を出す
- その後、音程を上げて、裏声で歌う音域に入る
- そしてまた、地声の音域に戻る
地声→裏声→地声→裏声
これをくり返します。
この練習を行うことで、地声と裏声の切り替わりがスムーズになり、「ここは裏声だ!」と思ったときに、喉がスッと裏声モードになってくれます。
ちなみにこの「裏声」に関してもっと深く知りたいという方は、「裏声」についてのみを扱った記事があるので参考にしてみてください。
【参考】カッコいいシャウトの出し方を紹介!
【番外編】一瞬で高い声を出す裏技!
さて、ここまで読んでいただいて分かったと思うのですが、高音を出すためには毎日の練習が不可欠なんですね。
しかし、中には「次のカラオケまでに高音を出せるようになりたい!」と思っている方もいるかもしれません。
そんな方のために「一瞬で高い声を出す裏技!」をご用意いたしました。
裏技とはいえ理にかなっている方法なので、特に急いでいないという方もぜひ試してみてください。
一瞬で高音を出す裏技
タピオカで高音を手に入れる方法
1つ目の裏技は「タピオカハイトーントレーニング」。
「タピオカミルクティー」は皆さん飲んだことがあるでしょうか?タピオカミルクティーのなかのツブツブを飲むのに使うあの太いストローありますよね?あれを使います。
準備するもの
- タピオカ用ストロー
- 3分の2くらいの水が入った500mlのペットボトル
用意が出来たら、そのストローをペットボトルの中に入れてください。
そしてそのストローをくわえて息を吹き込みます。そしてストローをくわえたまま歌います。
少しおかしな画になるので、一人でやるか、周りの人にきちんと説明してからやりましょう。
この状態で、キーが高すぎてギリギリ歌えない歌を歌ってみましょう。
そして一曲もしくは半分ほど歌ったら普通に歌ってみてください。普段より楽に歌えたのではないでしょうか?
普段の練習にも取り入れることが出来るエクササイズなのでぜひ試してみてください。
オクターブ下で歌って高音を手に入れる方法
続いては「オクターブ下で歌う」方法。
◆オクターブとは?
オクターブはピアノの鍵盤で見ると分かりやすいです。
1オクターブは、ドレミファソラシまでの半音を入れた12個分のことです。
読んで字のごとくですね。
ギリギリ歌えない高さのキーの歌をオクターブ下で何回か歌ってみてください。
その後に元の高さで歌う。これだけですね。
いきなり元の高さで歌うよりも高音が出しやすかったはずです。
高音を練習するために最適な曲3選
さて、色々なエクササイズを紹介してきましたが、エクササイズと並んで大事なのが「曲を使っての練習」です。スポーツで言ったら「練習試合」ですね。
高音を出すのに適した3曲をピックアップしたので見ていきましょう。
高音を練習するために最適な曲3選
1.しるし/Mr.Children
2007年にリリースされたミスチルさんらしい壮大なバラードですね。
この曲の良いところはテンポが遅いということ。ゆっくりとサビの高音部分に向かっていくので、そこに達するまでに喉の状態や体の脱力具合を確認できるんですね。
また、音程も難しいモノではないので高音を出すのに集中しやすいのも嬉しいですね。
2.We Will~あの場所で~/EXILE
2003年にリリースされたEXILEさんの曲です。
この曲の良い点は高音のロングトーンが多いので、ゆっくり高音にチャレンジできるということです。
また、サビの後半で地声と裏声を頻繁に切り替えなければいけない箇所が出てくるので、裏声の練習にも最適です。
3.サクラ色/アンジェラ・アキ
2007年にリリースされたアンジェラ・アキさんの桜ソングですね。
女性の曲なので、男性はオクターブ下で歌った方が良いです。
オクターブ下で歌った場合は、上の2曲ほどハードルの高い曲ではないので、高音初心者にお勧めです。
【参考】カラオケで歌いやすい曲10選!
高音の出し方をマスターしたいならボイトレ教室がおすすめ!
様々なコツやエクササイズを紹介してきましたが、どんなに質の良い練習を行っても継続が出来なければ意味がありません。1日5分で良いので、何か1つでもエクササイズを継続しましょう。
また、もし自分一人では続けていけるかが不安、という方はボイストレーナーの方に教えてもらうことをおすすめします。
「高音の出し方」というのは多くの歌い手が持つ悩みなので、ほとんどのボイストレーナーが的確なアドバイスをしてくれるはずです。
【参考】おすすめのボイトレ教室はこちら
【参考】ボイストレーニングで得られる5つの効果
まとめ:高音の出し方をマスターしよう
今回は高音を出す方法について解説しました。おすすめのトレーニングについて理解できましたか?
高音を出すためには日々の努力が大切です。無理に練習をするのでなく適度にサボりながら練習するのがおすすめですよ。
あなたも今日から少しずつ練習を始めて、憧れていたあの曲を原曲のキーで高らかに歌えるようになりましょう!
参考リンク:
一瞬で歌が上手くなる方法をまとめたこちらの記事もおすすめ。コツを掴んで気持ちよく歌えるようになりましょう!