歌の上達方法

自宅でおすすめのボイトレ方法7選!大声を出さずに歌唱力を確実にアップさせる練習法を伝授!

自宅でおすすめのボイトレ方法7選!大声を出さずに歌唱力を確実にアップさせる練習法を伝授!

歌が上手くなりたい!
でも自宅で大きな声は出せないし…
ボイトレ教室に通うのも緊張するな…

そんな方におすすめなのが、自宅で大声を出さずに上手くなるボイトレです!

「大声を出さないボイトレ」ではあんまり効果が出ないのでは?と思われるかもしれませんが、歌を上達させるのに重要なのは、声の大きさではなく「息の使い方」や「声の出し方」

大声を出さないボイトレでも確実に歌を上達させることができるんです!

そこで今回は自宅で行うボイトレの

  • 効果
  • 練習方法
  • 練習する際の注意点

について徹底解説!

友達に隠れてこっそり歌を上達させたい方は、ぜひ参考に自宅で練習してみてください♪

「ボイトレ×自宅」で期待できる効果

「ボイトレ×自宅」で期待できる効果それでは、自宅でボイトレを行うことで、どのような効果が得られるのかみていきましょう!

自宅で大声を出さずに「息の使い方」や「声の出し方」などのボイトレをすることで、以下の効果を期待することができます。

  • 息が続くようになる
  • 音程が取れるようになる
  • 滑舌が良くなる

大声を出してひたすら歌う練習法では、「すぐに声が枯れる」「体が痛い」となかなか上達しない上に、体にも負担がかかってしまいます。

まずは歌うための土台を作ることが大切!

ギターのチューニングを行い、綺麗な音を出すための準備を行うのと同様に、綺麗な歌声を出すには、歌を歌うための基礎を習得することが重要です。

歌の練習においては、まず楽器(体)の状態を良くし、姿勢そして呼吸、運動や発声をトレーニングすることにより上手に歌うための準備が整うため、自宅での基礎練習が何よりも大切です。

自宅でできるボイトレ7選!

自宅でできるボイトレ7選!

それでは具体的に、自宅でできるボイトレを紹介していきます!

姿勢を整える

姿勢を整えるまずは、歌を歌うための姿勢を作りましょう!

歌を上手くなる上で、姿勢は最も重要です。

歌は口から吐き出す空気に乗せて声を出すため、その通り道である体が曲がっていては上手く声が出ません。

正しい姿勢で歌うことで声を安定させ、歌声に安定感を持たせることができます。

歌う姿勢の作り方

歌う姿勢の作り方
  1. 足を肩幅に開き、つま先は外に向けます
  2. 頭のてっぺんから細い糸で引っ張られているイメージでまっすぐ立ちます
  3. 肩や腕の力を抜いて前を見ます。(顎を上げすぎない)

既にこの姿勢が少しきついと感じる方は、ストレッチを日常的に取り入れることをおすすめします。

肩や首回りをほぐしておくことは、歌う上で基本となります。

呼吸を整える

呼吸を整える正しい姿勢ができたら次は呼吸です。

吐き出す息をコントロールすることで、声が枯れるのを防ぎ、伸びの良い歌声になります。

呼吸には腹式呼吸と胸呼吸があり、胸呼吸とは、マラソン後の肩が上がってしまうような呼吸法。

この状態では歌声が安定しないだけでなく、声がすぐ枯れてしまいます。

一方、腹式呼吸とは吐き出す息をコントロールしやすいため、

  • 喉が枯れにくい
  • 息が強く吐けるため声量が上がる
  • 長く息を吐き続けることができる
  • 音域が広がり高音が出しやすくなる
  • 声の響きが良くなる

など、歌う上でたくさんのメリットがあります。

次の練習法で腹式呼吸を確認してみましょう。

腹式呼吸を習得する方法

腹式呼吸を習得する方法
  1. 仰向けで横になり手を優しく腹部に当てる。
  2. 鼻から息を吸い込み、空気で腹部が膨らんでいるか確認する。
  3. 口からゆっくり吐きながら、腹部が凹んでいるか確認する。

練習というよりは、リラックスして歌うために行います。

コツは、全身に「今から腹式呼吸を行いますよ」とお知らせするイメージ。腹式呼吸は練習してできるようになるものではなく、生まれたての赤ちゃんでも自然と行っている呼吸法なんです。

赤ちゃんは毎日のように大声で泣き続けますが、あまり声がかれることはありませんよね。

つまり、大人もリラックスした状態であれば自然と腹式呼吸することができます。意識しすぎると反って難しくなるので、できるだけリラックスした状態を心がけましょう!

ロングブレス法

ロングブレス法ロングブレスを習得することにより、ロングトーン(一つの音を長く伸ばす歌唱法)を綺麗に響かせることができるだけではなく、テンポの速い曲でも最小限の息継ぎで歌うことができます。

また、

  • 声が揺れてしまう
  • もっと伸ばしたいのに息が続かない

といった問題もロングブレスを習得することで解決できます!

そもそも「声が枯れる」「息が続かない」原因は、喉が閉まっている状態で息を吐きすぎているから。

この状態で無理に歌ってしまうと、声帯に炎症がおき、声が枯れてしまいます。

ロングブレスを習得すれば、声を響かせることができ、気持ちよく長時間歌うこともできるようになりますよ

それでは以下で、具体的なロングブレスの練習方法についてみていきましょう。

ロングブレスの習得方法

ロングブレスの習得方法
  1. 正しい姿勢のまま全身をリラックスさせ、たっぷり息を吸います。
  2. 10秒以上かけてできるだけ口からゆっくり吐きます。
  3. 最後の息をぎりぎりまで絞り、出し切ります。

ポイントは息を吐く時に唇中央を少し開き、ゆっくりかつ鋭くスーっ(S)と出します

優しくふわーっと出すのでなく、蜘蛛の糸のように細く強く出すイメージです

10秒で全て出し切ってしまう人は息の吐ぎすぎや肺活量が足りていません。

毎日トレーニングすることで体幹を鍛え、リラックスした状態で腹式呼吸ができるようになります。肺活量が増えると30秒を超えられるようになりますよ。

表情筋トレーニング

表情筋トレーニング声の出口である口周りの筋肉を鍛えることにより発声が良くなり、表情豊かな歌になります

普段、全力で泣き笑いできていれば自然と表情筋は鍛えられますが、
大人になりそのような日常生活を送っている人は少ないでしょう。

日本語は表情筋を使わなくても発音しやすいと言われており、日常生活では鍛えにくい筋肉です。

表情筋を鍛えることにより

  • 口腔内が広くなり声が響く
  • 口角が上がり声が明るくなる
  • 表情がより豊かになる

といった効果を期待できます。こもっていた声もはっきりと聞こえ、かすれていた声はしっかりと太い声に変化するなど、声の質感を上げる重要な役割を果たします。

それでは次の練習法でトレーニングしてみましょう。

表情筋を鍛える方法

  1. 上を見上げ目を見開きます。
  2. 「う」の口でタコのように突き出した状態で5秒キープします。
  3. 「あ」の口で思いっきり広げた状態で5秒キープします。
  4. 頭を元に戻し、「あ」の口で思いっきり広げ5秒キープします。
  5. 「い」の口で横に開き、そのまま下唇を下げ5秒キープします。

※1~5を3回繰り返します。

ポイントはそれぞれ首や頬、下顎の筋肉の伸びを意識することです。恥ずかしさを捨て全力で思いっきり行いましょう。

表情筋を鍛えることでむくみも取れ、小顔効果も得られますよ!寝起きやお風呂上りなど、習慣づけてトレーニングしてみてくださいね♪

滑舌・発音の意識トレーニング

滑舌・発音の意識トレーニング滑舌を良くすることで、歌詞がしっかり聞こえ、音程もより正確になります。

まずは発音を意識するところから始めてみましょう!

日本語は母音(アイウエオ)と子音で成り立っており、滑舌が悪いと言われる人の多くはその発音が曖昧になっていることが原因。

歌うときは言葉の伸ばしが多くなるため、特に母音の発音が弱くなってしまいます。

例えば、
「忘れないように」という歌詞であれば、「わーすれーなーいよーうにー」と歌っているつもりでも、滑舌の悪い場合は大げさに言うと「わーさらーなーやーなー」と聞こえてしまいます。

歌詞をしっかりと伝えるには滑舌を良くすることが大切。

母音を意識するコツとしては、好きな曲を1曲、課題曲に選んで練習してみましょう。

以下で具体的にみていきます!

滑舌・発音を鍛える方法

  1. 曲の歌詞を平仮名で紙に書く。(例:「わすれないように」)
  2. 母音を書き足す。(例:わぁすぅれぇなぁいよぉにぃ)
  3. 少しテンポを落として、紙を見ながら歌ってみる。

最初のうちはカタコトのように聞こえに違和感がありますが、母音を意識づけることで発音に慣れ、早口の歌であっても感情をのせたまま、滑舌良く発音し歌うことができます。

また、歌のメロディは1文字でも母音と子音で音符が異なる曲が多くあります。
(例:「わ」の1文字に対して「わ」と「ぁ」で音符が異なる)

そのため、母音を意識して歌うことは、より正確な音程を取ることにも繋がるのです!

リップロール

リップロールプロの歌手も本番前やリハーサル前に行う基礎的な準備運動です。

その名の通り唇をブルルルと回転させるトレーニング法で、行うことで唇や口回りの力が自然と抜けてリラックス状態をつくります。音程は唇や腔内の動きではなく、声帯の動きで作られるため、リップロールを行うことは必然的に声帯のみで音程を作るトレーニングになるのです。

リップロールの練習方法

リップロールの練習方法
  1. 唇を軽く閉じ、力を抜いた状態で唇をブルルルと震わせながら空気を吐き出します。
    (下唇を少し出し、空気を細く一定量出すイメージです)
  2. 空気を吐き出すと同時に音をつけます。
    (自由に出せるようになったら、ドレミファソラシドの音程をつけます)

長く、音程もつけれるようになれば、リップロールのまま歌のメロディを吐き出してみましょう。

音程が安定するだけではなく、地声から裏声へスムーズに移行でき、同時に横隔膜も鍛えられます

リップロールを行うことで、ラックス状態でいつでも練習できるようになり、自宅で料理をしながら、お風呂に入りながらなど、「ながら練習」で確実に基礎を身につけることができますよ。

タングトリル

タングトリル

リップロールと同じく、歌手であれば必ず行う基礎的な準備運動です。

こちらもその名の通り舌を巻くトレーニング法で、舌周りの筋肉をほぐし、リラックスさせることができます。息を出し続けなければ巻き舌にはならないため、リラックス効果と同時に、吐き出す息の量を調節する練習にもなるのです。

スムーズに巻き舌ができるようになれば、声に音階をつけてトレーニングすることで、細かい音程も正確に取れるようになります

タングトリルの練習法

  1. 唇と舌の力を抜き、上顎に舌を軽くつけます。
  2. 舌を離すと同時に息を吐き、ラ行(R)を意識して息を吐き出します。
    (トゥルルル トゥルルルと高速で繰り返すイメージです)
  3. 長く吐き出せるようになればドレミファソラシドの音程をつけます。

リップロールよりは少し難しく感じるかもしれません。

ですが、毎日短時間でも練習することにより、

一瞬巻き舌ができる→2秒ほど続く→体が覚えて持続できる」と必ず成果が表れます。

こちらも大きな音は出ないため「ながら練習」で確実に基礎を身につけましょう。

【番外編】自宅でも大声でボイトレできるアイテムとは!?

【番外編】自宅でも大声でボイトレできるアイテムとは!?一軒家では布団をかぶって大声で…も可能かもしれませんが、マンションやアパートだとそうもいきません。姿勢や呼吸法、発音のトレーニングを自宅で行っていても、たまには大声で歌ってみたい!基礎練習の成果を試してみたい!そんなあなたにおすすめのアイテムを紹介します。

大きめの糸電話のように口元をカップマイクで覆い、吸音状態で歌える「防音マイク

4000~5000円ほどで販売されており、イヤホン接続が可能なタイプを使えば自宅に居ながら大声で気持ちよく歌うことができ、尚且つ、カラオケよりも正確に自分の歌声をチェックすることができます。

実際、カラオケではエコーがかなり強く、切っていても部屋自体が響く環境になっているため、正確に自分の音程を確認しづらい環境です。(響くので通常より上手く聞こえやすい)エコーの無い”素”の状態である自分の歌声を知っておくのにも便利なアイテムです。

自宅でボイトレをする際に気をつけること

自宅でボイトレをする際に気をつけること最後に、自宅でボイトレを行う際の注意点について確認しておきましょう!

“やりっぱなし”にしない

“やりっぱなし”にしないボイトレは、自分を客観視することが大切です。

正しい姿勢や表情筋のエクササイズは鏡を使ってチェックする、発音・滑舌であればリアルタイムで出しながら聞くだけではなく、録音して聞いてみる、という「確認する」作業がとても大切です。

出来れば映像と音がセットで確認できる「動画」の撮影確認が一番おすすめ。プロの歌手の多くは自分の練習や本番の映像を何度も見返し、姿勢や歌い方を確認し、より上達を目指しポイントを掴んでいるのです。

自己流はNG!

自己流はNG!自己流で無理に声を出す練習は声帯を痛める可能性があり危険です!

トレーニングによっては普段使わない筋肉を使うため、筋肉痛が起きる可能性もありますが、

  • 喉が枯れる
  • 唇が切れる
  • 力が入ってしまい体が痛い

など、不調が起きている場合は練習法が誤っている可能性があり、それではせっかくトレーニングしても上達できず成果が得られません。

ボイトレに関しては様々な練習法や考え方、声の出し方の種類も豊富なため、自分に合った方法を見つけることが大切です。

正しい姿勢、正しい呼吸法で練習し、着実に技術を身につけましょう。

段階的に練習しよう!

段階的に練習しよう!今すぐ難しい曲を歌いたい!
高音が手に入れたい!

気持ちは分かりますが、基礎練習も無しに毎日出したい高音をひたすら「あーっ」と出し続けていたら、ある日突然歌えるように…そんな簡単にいかないところが歌の難しさでもあり面白さでもあります。

ギター演奏の前にチューニングが必要であるように、歌にも準備が必要です。

「今はどの音まで綺麗に出せるのか」を把握し、半音ずつ挑戦していくといった段階的な練習が結果的には近道となります。

毎日時間を決めて継続的に練習しよう!

毎日時間を決めて継続的に練習しよう!思いついた時だけ、週に1,2回の練習ではなかなか上達はできません。裏を返せば、毎日少しずつでも継続的に正しく行えば必ず効果は出てきます

朝30分早く起きても良いですし、自分にとって気持ちよく行える時間を見直してみましょう。

「歌が上手くなりたい」という素敵な目標に向かって、日々のトレーニングを続けることが大切です。

本気で歌唱力を上げたいならボイトレ教室に通おう!

本気で歌唱力を上げたいならボイトレ教室に通おう!ボイトレは自宅でできますし、正しい知識や方法を守ればある程度の技術はだれでも必ず上達します。

ですが、

本気で歌唱力を上げたい!
短期間で上達したい!

その場合はボイトレ教室に通うことをおすすめします

教室には、

  • 先生がお手本を見せてくれる。
  • 目や耳で直接的に学び、吸収することができる。
  • 指導を受けることで悪い癖になってしまう前に改善できる。

などのメリットがあります。

教室はたくさんありますが、考え方を含めそれぞれ先生方の方針により練習法、費用、時間なども異なるため、事前に調べてみましょう。「体験レッスン」を行っていることろも多く、できれば積極的に体験し、自分に合った先生・教室を見つけることが大切です。

まとめ:自慢の歌声を自宅で手に入れよう!

まずは自分の姿勢をチェックするところから。

呼吸法表情筋や発音の意識リップロール・タングトリルの基礎練習

友達に差をつける「大声を出さずに歌が上手くなるボイトレ」

さっそく今日からご自宅で始めてみてくださいね♪